お利口でも報われない
陰気なだけでは希望も潰える
もう疲れた
俺が積み重ねた歳月は吹けば飛ぶような代物だと理解することが恐ろしい
名も無き人だと自覚したつもりでいたけれど
現実は容赦なく幾度も突きつける
自分の信じている文章が何の音もなく崩れ去りそうで
自分の信じている絵が何の音もなく崩れ去りそうで
そんなもろさのを抱えて生きている
疲れたって言わせてくれ
諦めることはないけれど
弱音の一つも吐かせてくれ
何も掴んでないのに強気を話せば虚しいだけだ
何も掴んでないから話さなければ空氣と同じか
何も掴んでないので弱気を話せば煩いだけか
もう疲れた
陰気な自分や空気を掻くような虚しい日々に
抗いたいけど抗えているのかすら見えない五里霧中
いつか、いつか、いつか
いつか見てろよ
くそどもが
